エッジでの生成AI
(SLM:小規模言語モデル)
利用がいよいよ本格化
エッジAIの実装による
製品のインテリジェント化
- 特定業務アシスタント
- レポートの自動生成
- 自然言語での提案
エッジでの生成AI利用(SLM)が本格化
高付加価値な製品の開発競争は新たなステージに突入
2022年のChatGPT登場以来、LLMは瞬く間に普及しました。そして2025年6月にSLMを搭載したCopilot+ PCが登場し、生成AIの波はエッジ領域にも本格的に押し寄せています。エッジでの生成AI利用が加速する中、製造業の製品開発では今、SLMの製品実装に向けた準備や検討が急務となっています。
SLMは、生成AIをローカルPC上で実行します。オフラインでの利用やプライバシーの保護、低遅延といったSLMの特性を活かして、これまでにないインテリジェントな製品の開発が可能です。
従来の生成AI(LLM)との違い
従来の生成AI(LLM)利用
クラウド上のLLM(大規模言語モデル)を利用
エッジでの生成AI(SLM)利用
ローカルPC上のSLM(小規模言語モデル)を利用
特定用途AIと組み合わせることで、
製品のインテリジェント化を実現
特定用途AIと生成AI(SLM)のそれぞれの特性を活かし、製品をインテリジェント化できます。
さらに、クラウドでのファインチューニングやAIエージェント連携により、生成AIの精度と能力を強化します。
| 特定用途AI | 生成AI(SLM) | |
|---|---|---|
| 主な用途 | 物体検出、予測、分類など | テキスト生成、会話、要約など |
| ユースケース例 | 製造業の品質管理・故障予知、医療画像診断 | コンテンツ生成、ナレッジ支援、音声ガイド |
| スマートファクトリー、医療アシスタント、接客ロボット | ||
さまざまなシーンで付加価値を提供
オフライン利用、プライバシーデータのローカル処理、低遅延といったSLMの強みを活かし、
産業機器や医療機器、店舗端末をはじめとする幅広い製品の付加価値をさらに高めることが可能です。
産業機器
オフライン環境下での
特定業務アシスタント
オフライン環境でも、AIエージェントが優秀なアシスタントとして活躍。例えば保全作業では、各種ツールの情報を整理し、精度の高い保全レポートを自動生成します。
医療機器
プライバシーに配慮した
診断結果レポートの自動生成
患者のプライバシーに関わる医療データをローカル端末上で安全に処理。生成AIが診断結果レポートを自動作成し、検査から診断までのリードタイムの短縮に貢献します。
店舗端末
お客様との自然な会話、
好みに応じたオススメの提案
AIが自然な会話で接客。一人ひとりの好みや気分を解析し、オススメ商品を提案します。さらに食材に関する知識を披露するなど、満足度の高い顧客体験を創出します。
エッジAI(SLM)の開発・展開・運用を実現する統合環境
東京エレクトロンデバイスでは、マイクロソフトのエッジAI開発プラットフォーム「Foundry Local」を中心に、Azure上でのファインチューニングやLLMとのAIエージェント連携など、エッジAIの開発・展開・運用を実現する統合環境を提供します。
エッジAI開発のハードルを下げる
マイクロソフトのプラットフォーム
Foundry Local
Foundry Localは、マイクロソフトが提供する軽量AI推論ソリューションです。生成AIをローカルPCやエッジデバイス上で直接実行するためのツールセットを提供します。Windowsネイティブな開発環境により、エッジAI開発のハードルを下げ、付加価値の高い製品開発を可能にします。
Windowsネイティブなアプリを開発可能
.NETやC/C++を用いて、Windowsネイティブなアプリを開発することが可能です。
.NET SDKを含む利用手段が整備済み
Foundry Localには、.NET SDKを含む容易な利用手段が用意されています。
SLMモデルの管理や利用を一元化
追加ツールは不要。SLMモデルの管理から利用までを一元的に行えます。
Windowsで動作し、複雑な環境構築が不要
Windows でネイティブに動作。CPU / GPU / NPUを指定して柔軟な実行制御が可能です。
安心して知財展開するための
保護ソリューション
FalconVault
特許出願中FalconVaultは、エッジAIモデルを知財流出や不正利用から守る保護ソリューションです。 Azure上でファインチューニングしたモデルをTPMを利用して機器と紐づけ、エッジ環境にセキュアに展開します。
生成AIの製品実装に向け、
まずは必要な知識とスキルの習得を!
Try it! SLM on Edge
SLMの特性を理解し、
開発・導入手法をTry it!
Foundry Localトレーニング
まずは、エッジAIの開発・導入手法をTry it(体験)しましょう。Foundry Localの基礎から導入・利用に関するトレーニング、そしてCLI/SDKの活用までを短期間で効率的に体験できます。
費用:40万円/回
専任のエンジニアが
エッジAIの評価・検証を支援
伴走支援サービス
エッジAIの評価・POC開発・製品開発を専任のエンジニアが支援します。Windows ML(Machine Learning)/Foundry Localを活用した自社データでの検証、開発方針コンサルティングなどの支援を行います。
費用:80万円~
検証用ミニPC(オプション)
エッジAIに対応した検証用ミニPCも提供可能です。
次世代のエッジAIプラットフォームへ
インテル® Core™ Ultra シリーズ 3 と
Microsoft Foundry on Windows
世界最先端の製造プロセス「Intel 18A」を初採用し、最大180TOPSを誇る次期産業機器向けプロセッサーが、エッジAIの最適環境を実現します。
インテル® Core™ Ultra シリーズ 3 プロセッサー
(開発コード名:Panther Lake)
NPU/GPUのAI性能が
大幅強化、最大180pTOPS
- NPU最大50TOPS&GPU最大120TOPS
Intel 18Aを初採用、
高性能と低消費電力を実現
- TDP15~65W
産業機器に最適な
機能・信頼性・供給性
- Industrial Use Condition、
10年供給 - 温度拡張対応
- TCC/TSN、FuSa、IBECC対応
※供給期間は製品ファミリーのローンチ時が起算となります。また供給期間は現時点での予定であり、変更となる場合があります。
※Intel、インテル、Intel ロゴ、その他のインテルの名称やロゴは、Intel Corporation またはその子会社の商標です。
会社概要
| 会社名 | 東京エレクトロン デバイス株式会社 |
|---|---|
| 設立年月日 | 1986年3月3日 |
| 代表者 | 代表取締役会長・CEO 徳重 敦之 代表取締役社長 宮本 隆義 |
| 主な事業内容 | 半導体及び電子デバイス(EC)事業 コンピュータシステム関連(CN)事業 |
| 上場証券取引所 | 東京証券取引所 プライム市場(証券コード:2760) |
|---|---|
| 資本金 | 24億9千5百万円 |
| 売上高 | 2,163億79百万円(2025年3月期) |
| 従業員数(連結) | 1,383名(2025年3月31日) |