tenable AI予測技術で進化するサイバーリスク管理
脆弱性を事前に防ぐ

脆弱性管理の必要性

日々増加する脆弱性の数は年間18,000件を超え、重大な脆弱性も少なくありません。 一方、多くの組織では手動管理やスプレッドシートに依存しており、正確な把握や優先順位付けが困難です。「どれから対処すべきか」を明確にすることが、今日の脆弱性管理の最大の課題です。

Tenableとは
サイバーエクスポージャー管理の先駆者

Tenableは、「サイバーエクスポージャー管理」に特化した米国企業です。世界で44,000社以上が利用し、特に脆弱性スキャナ「Nessus」を基盤としたリスクベース脆弱性管理プラットフォームを提供しています。企業のIT/OT資産全体にわたる脆弱性を検出し、脅威インテリジェンスを活用して攻撃者に狙われやすいものから優先的に対処することで、限られたリソースでの効率的なセキュリティ管理を実現します。

ご導入を検討される
お客様のよくある課題

脆弱性が多すぎてどれから
対処すべきか分からない

新たな脆弱性が次々と検出され、リスクの高いものから優先的に対処する判断が難しい。

複雑化するIT資産の
可視化不足

クラウド、オンプレミス、IT/OTを含む多様な資産の把握が難しく、スキャン漏れや管理の抜けが発生。

外部診断や
定期監査への依存

年1回の診断だけでは新しい脆弱性に即応できず、攻撃リスクが高まる。

経営層や監査への
報告が難しい

複数のツールを使い分けて報告資料を作成しており、整合性や分かりやすさに課題がある。

これらを解決できるのが
Tenableです

攻撃リスクを考慮した優先度付け

VPRスコアを用いて、狙われやすい脆弱性から優先的に対応するリスクベース脆弱性管理を実現します。

オンプレ・クラウドを統合した資産スキャン

Nessusがクラウド、オンプレミス、IT/OTを横断的にスキャンし、全社的な資産可視化を実現します。

継続的な脆弱性監視体制の構築

外部診断に頼らず、週次・日次での自動スキャンを行い、新たな脆弱性を即座に把握し対策を可能にします。

わかりやすいダッシュボードと自動レポート

リスク状況をリアルタイムに可視化し、経営層や監査向けにわかりやすい報告資料を即時作成します。

INTRODUCTION導入イメージ

Nessusは、製造現場の生産ライン、そして産業用システムの脆弱性診断まで、見えないリスクを可視化し、レポート化することで、工場全体のセキュリティ品質を底上げします。

CRA(欧州サイバーレジリエンス法)やSEMI E187/188等の各種ガイドラインにより、脆弱性を作りこまないこと、脆弱性を監視すること、脆弱性を発見した場合即時報告することが義務付けられる方向にあります。 Nessusは、メーカー様による製品出荷前の脆弱性検査として多く活用されています。

USE CASE利用事例

製造業

老朽化設備の脆弱性を一元監視

定期スキャンと優先順位付けにより、ダウンタイムを回避


課題

製造業では、生産ラインのシステムや装置に古いOSやソフトウェアが多数残っており、脆弱性管理の盲点となっていました。

  • 拠点ごとに管理体制が異なり、統一的なスキャンが実施されていない
  • 古いOSにパッチが当たっておらず、脆弱性が可視化されていない
  • IT部門ではなく現場側が対応しており、セキュリティ知識に差がある

解決策

Nessusスキャナを本社と各工場に設置し、定期スキャンを自動化。NessusのVPR(脆弱性優先順位スコア)により、影響度の高い脆弱性から優先して対応する体制を構築しました。

導入効果

  • 古い資産に潜むリスクを可視化
  • 月次での脆弱性対応フローを確立
  • セキュリティリスクを抱えたままの稼働をゼロに
  • 生産停止リスクを大幅に削減
自治体・公共機関

人手不足の自治体IT部門でも実現できた脆弱性管理

Excelからの脱却とクラウドでの一元管理を実現


課題

セキュリティ対策が求められる中、地方自治体のIT部門では人員が少なく、脆弱性管理が後手に回っていました。

  • 年1回の外部診断に頼っており、継続的なリスク管理ができていなかった
  • 管理はExcelベースで属人化し、更新が追いつかない
  • 報告書作成に多くの時間を要し、住民向けサービス改善に手が回らない

解決策

Nessusスキャナを活用し、週次スキャンをクラウドベースで自動実行。検出結果はダッシュボードで可視化され、非セキュリティ人材でも判断しやすい構成にしました。

導入効果

  • 管理資料作成時間を80%削減
  • 年間を通じたリスクの把握と報告が可能に
  • 国のガイドラインに基づくセキュリティ体制を構築
  • 外部診断依存から脱却し、自立型運用へ

資産の棚卸し・脆弱性対策を
詳しく知りたい方はこちら

脆弱性は数を減らすだけでは守れない。攻撃者の視点で「狙われやすい弱点」を見極め、
限られた時間で最大の成果を上げる。それがTenable Vulnerability Managementです。

TECHNICAL技術解説

VPRスコアによる予測分析

VPRスコアによる予測分析

世界150以上の脅威データソースを活用し、攻撃者に狙われる可能性を予測。重要度を数値化します。

Nessusテクノロジー

Nessusテクノロジー

44,000社以上で利用される高精度スキャナ。エージェントレスやエージェント型など柔軟に対応可能。

クラウド対応

クラウド対応

オンプレだけでなく、クラウド環境にも対応。Cloud ScannerでIaaS環境もスキャン可能。