注目のAzureサービスエッジAI (生成AIが進化させるエッジAIの世界)

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エッジAIとは

エッジAIは、クラウドや遠隔のサーバーではなく近くに設置されたデバイス自体でAI処理を行う技術です。オフライン利用が可能で、プライバシーデータをローカルで処理。低遅延での応答と帯域幅の節約を実現し、IoTからインテリジェント製品まで幅広く活用できます。生成AIは、エッジAIの世界にも大きな影響を与えています。小規模言語モデル(SLM)がエッジでの生成AI活用を現実のものとします。特定用途のAIでの特化した使い方だけでなく、生成AIの創造性や柔軟性を持った多様な処理能力を活用できます。

エッジAIとしての生成AIを運用するプラットフォームとしてのMicrosoft Azureの特徴メリット

統合開発環境

  • Azure Machine LearningやAzure AI Studioからエッジデプロイメントまでシームレスな開発フロー
  • Microsoft OliveによるSLMの最適化とデプロイ

高度な最適化

  • エッジデバイスに応じたモデル最適化
  • デバイスごとの性能に合わせたファインチューニング

セキュアな運用

  • デバイスレベルでのデータ保護
  • ローカルでの安全なAI処理

スケーラブルな展開

  • 多様なエッジデバイスへの対応
  • 効率的なモデル更新と管理

エッジAIのアーキテクチャ

エッジAIは、クラウドでのモデル開発からエッジデバイスでの実行まで、包括的なアーキテクチャを提供します。

※画像引用元:Phi-3CookBook/md/04.Fine-tuning/FineTuning_MicrosoftOlive.md at main · microsoft/Phi-3CookBook · GitHub

主要コンポーネント

Azure Machine Learning(モデル開発)

  • SLMモデルの開発と学習
  • スケーラブルな計算リソースの提供

Microsoft Olive(モデル最適化)

  • エッジデバイス向けモデル変換
  • デバイス特性に応じた最適化

Azure IoT Edge(デプロイメント)

  • 最適化モデルのエッジ展開
  • デバイス管理とモニタリング

ONNX Runtime(実行環境)

  • 高性能な推論処理
  • クロスプラットフォーム対応

導入のステップ

Azure OpenAI Serviceを使った生成AIシステム導入ステップ

  • ニーズ分析
  • サービス選択
  • プロトタイプ開発
  • テストと評価
  • システム統合
  • 運用と最適化

サービスの選び方、導入についてはAzure相談窓口へお問い合わせください

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