Azure AIを活用したAI-OCRソリューション
人によるラベルの目視検査・入力作業をAIで自動化
製品や箱に貼付されているラベルを「人」が目視でチェックし、ExcelやWebシステムに手動で入力しているような作業はありませんか?ラベルの読み取りから入力まで、その作業を「AI」で自動化します。
カメラやタブレットで撮影したラベルをAIが読み取り、ExcelやWebシステムに自動で入力
印字されたラベルだけではなく、刻印文字や手書き文字の読み取りも可能
撮影時に位置合わせは不要、斜めに撮影されたラベルでも読み取り可能
課題
ラベル目視検査を効率化し、確認ミスや入力ミスを減らしたい
解決
ラベルを撮影するだけの簡単操作で、読み取りから入力までを自動化
課題
既存の入力システム(ExcelやWebシステム)をそのまま使いたい
解決
読み取ったラベルを、既存のシステムに入力(転送)可能
概要
AIの専門知識がなくても利用可能
マイクロソフト社が学習させたAI処理モデルを利用するAzure Cognitive Servicesを使ったソリューションです。AIの専門知識が無くても誰でも簡単に利用できます。Azure Cognitive Servicesをアプリケーションと連携させる場合は、アプリケーションからREST形式のWeb API呼び出しができれば簡単に利用できます。
低価格・スモールスタートを実現
ランニングコストは使った分だけ!AIの1,000回実行で約¥173 (※)
例:1か月に4,800枚のラベルを解析する場合(=AIを4,800回実行)\173×5=約865円/月
※ 東日本リージョンの場合。2021年12月時点 1USD=115.445円で換算。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/cognitive-services/computer-vision/#pricing
比べてください!AI-OCRの強力な読み取り性能
印字されたラベルだけでなく、刻印された文字や手書きの文字も読み取り可能です。
撮影時に位置合わせは不要で、斜めの状態でも読み取れます。
ご利用時に必要なもの
1.Microsoft Azureライセンス契約:無償(初期費用無し、毎月のご利用分のみの請求) |
2.CSPテクニカル・サポートサービス契約(Standardサポート:有償/オプション) |
3.AI-OCRを呼び出すアプリケーション(東京エレクトロンデバイスが開発をご支援します) |
AI-OCR 2つの実行パターン
主な利用分野・活用シーン
ラベルの読み取りを自動化しExcelに入力
ラベルの読み取りを自動化し既存システムに入力
納品書や注文書に記載のシリアル番号と入荷した現品のラベルを自動照合
導入までの流れ
Microsoft Azureライセンス契約
AI-OCRを呼び出すアプリケーションの開発
ご利用開始
アプリケーションをお客様自身で開発される場合は、ハンズオントレーニングをご用意しております。
T-006:Cognitive Services AI-OCR(Vision API)の活用
導入事例
iYell株式会社 様
住宅ローンに必要な様々な書類をAIでデータ化、
AIとRPAを組み合わせたHyper Automationで、
75%の工数削減を実現
これまでの課題
- 事業成長に比例した事務員の増員が必要だった
- 人件費を考慮して、データ化を諦めていた情報があった
- データ化に複数営業日かかっていた
AIによって得られた効果
- システムの作業チェックのみとなり、事業成長しても人を増やす必要がなくなった
- 安価なランニング費用でデータを適切に保存できるようになった
- 即日でのデータ化が可能になった
富士通フロンテック株式会社 様
部品の銘板をAI-OCRで読み取り、専用システムに連携
これまで目視・手入力で行っていた部品情報の登録作業をAIで効率化し、作業工数を削減
これまでの課題
- 目視・手入力による非効率な部品情報登録
- 目視・手入力による誤入力の発生
- 人に頼った作業と人への負荷大
AIによって得られた効果
- 部品情報登録にかかる作業工数の削減(1件あたり10〜30秒削減)
- 読取り間違いと誤入力の削減
- 長時間作業における人への負荷軽減
※本ソリューションの最新情報は開発会社の情報に準拠します。