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Azure導入事例 冨木医療器株式会社 様

倉庫から納品まで、出荷する医療機器/医薬品の品質管理を徹底管理し、
安全・安心な医療の提供を支える!

冨木医療器社、北陸通信ネットワーク社、金沢エンジニアリングシステムズ社は、安全・安心な地域医療の提供を目指し、共同で「医療機器/医薬品配送管理システム」を開発。
本システムでは、搬送用のクーラーボックスに医療機器や医薬品とともにGPS付IoTデバイスを入れ、倉庫からの出荷、配送、病院への保管庫まで、温度や位置情報を見える化し、品質管理を徹底することができる。
また、これまで利用してきたクラウドをAzureに リプレースすることで以前と比較し5分の1のコスト削減を実現。

これまでの課題

  • 保管状態の不備で廃棄ロスが発生していた
  • 医薬品の適正流通(GDP)ガイドラインへの準拠が求められている
  • 台数を増やすとクラウドの維持費がかさむため、全台導入に踏み切れていなかった

IoTによって得られた効果

  • 商品ごとに温度トレーサビリティで納品まで確実な品質管理
  • 品質管理の徹底による顧客の信頼向上
  • Azureへのリプレースによりシステム運用費を80%削減可
会社名
冨木医療器株式会社
設立年月日
1954年6月
主な事業内容
医療機器・理科学機器の販売、保守メンテナンス
病院設備の設計・施工
医事用コンピュータの販売
資本金
9,600万円
従業員数
244名(2019年4月1日現在)

クラウド連携で見える化が容易に!
簡単なシステムでも価値あるIoTで、他社クラウドからの段階的な移行でコストダウンを実現

-導入までの経緯-
医療機器、医薬品を取り扱う冨木医療器社では、これまでサーモラベルを使った温度管理を行っていた。
医療機器、医薬品は、配送や保存時の温度範囲を逸脱した場合、破棄する法的義務がある。
医療機器製造メーカーからの入荷から、倉庫や物流センター(保管庫、冷凍、または冷蔵庫)での保管、そしてクライアントである病院までの納入を適正に管理する必要がある。
しかし、サーモラベルのみの管理では、いつ決められた温度範囲を逸脱したか把握できず、クライアントから指摘を受けたこともある。
また廃棄ロスも大きなコストであり、経営の課題となっていた。

そこで、冨木医療器社は、まず倉庫の温度管理システムの導入を進めた。北陸通信ネットワーク社、金沢エンジニアリングシステムズ社は冨木医療器社の北陸3県、6拠点に、18台のゲートウェイと40台のBLE温度センサーを設置。6拠点の倉庫、物流センターの保管環境の見える化と温度異常発生時に各拠点責任者、担当者、品質管理責任者への早急な通知を実現。温度範囲の逸脱前にケアできるシステムを提供。この時点は、他社クラウドを採用した。

次に、クライアントである病院への配送時の環境に重点を置き管理システムの導入に着手した。
導入前までの配送の流れは、配送車にて倉庫から医療機器、医薬品をクーラーボックスに入れクライアントへ届ける運用である。
そこで、京セラ社のGPSマルチユニットを採用し、クーラーボックスに一緒に入れてることで、配送中の医療機器、医薬品の温度管理、位置情報の取得を実現した。
さらに、クーラーボックスは、6拠点で250個保有している。採用したクラウドでは、1台あたり月額1,000円のコストが発生する。250台へスケールアウトした場合、年間300万円のランニングコストが発生し、導入メリットがない。そこで250台へスケールアウトした場合でも費用を抑えることができるAzureへリプレースすることによって運用コストの圧縮を実現する。

『保管+配送管理』システム構成

CSPパートナー

会社名
株式会社 金沢エンジニアリングシステムズ
設立年月日
1988年6月10日
主な事業内容
組込み系ソフトウェア開発
制御系アプリケーション開発
環境エネルギーシステム開発
自社製品開発

協業企業

会社名
北陸通信ネットワーク株式会社
設立年月日
1993年5月25日
主な事業内容
電気通信事業法に基づく電気通信事業
電気通信設備、電気設備およびこれに付帯する設備の工事ならびに保守
電気通信および情報処理に関する機器ならびにソフトウェアの開発、製作、販売および賃貸
前各号に関連するコンサルティング
前各号に付帯または関連する一切の事業